しかしこの論理演算、ちゃんと使いこなすと凄く使えるツールになる。人生で。
例えば、【社会】「裁判員には死刑囚が首をくくられて死んでいく様子を伝えるべきだ」 死刑執行に立ち会った元刑務官、葛藤の日々訴えるてなニュースがあるとする。まぁ人によって感想は色々あるだろうけど、これがどの程度妥当かを計るのにも使えたりする。
そんな感じで、今日は『対偶』のご紹介。「AならばB」である際の「BでないならAでない」を対偶と呼び、命題が真であるなら対偶も必ず真となり、対偶以外にこの一致は見られない。先にパターンを示すと以下の通り。
| 条件 | 呼称 |
|---|---|
| AならばB | 命題 |
| BならばA | 逆理 |
| AならばBでない | 裏 |
| AでないならBでない | 対偶 |
で。
例であるところの記事を命題にすると「裁判員は死刑を見ろ」となる。これの対偶は「死刑を見ないなら裁判員になるな」。仮にこの命題を真とするなら、自ら死刑を見に行くような物好きは死刑判決を出す際の心理ブロックも弱いだろうから、地裁ではジャンジャカ死刑判決が量産される事になる。厳罰を望む世相からすると意外とアリかも知れないが、たぶん元刑務官の希望とは逆の結果を突っ走るだろう。
という事で、「この命題はどこかおかしい」とのヒントを掴める。いや、ひょっとすると刑務官は死刑大賛成かも知れないとか『何がおかしいのか』ってのも微妙な話になるワケですが…というか死刑とか下手なキーワード混ぜたから話がヤヤこしくなるんだな。反省。
そんなこんなで、対偶、使えます。

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